レポート
南関東エリア
茂原ツインサーキット/千葉県 2007年8月25日(土)
天候:晴れ
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CLASS 1
  名 前 形 式 TIME(1) TIME(2) TIME(平均)
優 勝 岩田 匠 ホンダインテグラ/DC2 0:48:120 0:48:145 0:48:132
準優勝 佐藤 卓也 ホンダインテグラ/DC2 0:48:931 0:48:943 0:48:937
3 位 佐々木 智彦 ホンダインテグラ/DC2 0:49:064 0:49:008 0:49:036
CLASS 2
  名 前 形 式 TIME(1) TIME(2) TIME(平均)
優 勝 三森 康史 トヨタスープラ/JZA80 0:48:927 0:48:777 0:48:852
準優勝 田中 圭 ホンダS2000/AP1 0:48:689 0:49:262 0:48:975
3 位 田村 昌一 ホンダS2000/AP1 0:48:913 0:49:127 0:49:020
CLASS 3
  名 前 形 式 TIME(1) TIME(2) TIME(平均)
優 勝 稲垣 茂 マツダRX-7/FD3S 0:49:064 0:48:342 0:48:703
準優勝 太田 洋二郎 マツダRX-7/FD3S 0:48:805 0:48:702 0:48:753
3 位 秋本 拓自 マツダRX-7/FD3S 0:48:890 0:48:967 0:48:928
CLASS 4
  名 前 形 式 TIME(1) TIME(2) TIME(平均)
優 勝 中野 千春 ミツビシランサーエボリューション9/CT9A 0:48:266 0:48:259 0:48:262
準優勝 長島 泰男 スバルインプレッサ/GDB 0:48:583 0:48:337 0:48:460
3 位 荒木 智敬 ミツビシランサーエボリューション9/CT9A 0:48:500 0:48:722 0:48:611


「2007年 茂原ツインサーキット」

第2戦の中山サーキットから約3ヶ月後の8月25日、千葉県の茂原ツインサーキットでディレッツァチャレンジの第3戦が開催された。茂原はツインサーキットの名前のとおり、全長700m、JAF公認のカートコースである西コースと全長1270m、カート、バイク、四輪が走行可能な東コースという2つのコースを持つサーキットだ。今回の舞台となった東コースはコーナー数10箇所、最大高低差9m。アップダウンと変化に富み、小さいターンが多く、ストレートが短いレイアウトの為、アクセルの全開率は低くなるが大きさの異なるさまざまな縁石が存在。その攻め方でタイムが大きく異なるという奥深い攻略法が必要なコース。特殊なレイアウトから茂原セッティングなるものも存在し、他のコースとは異なるチューニング、セッティングを施したマシン達が速いと言われるのも非常に面白いところ。灼熱の太陽の中、茂原スペシャリストたちの走りはいかに!

まず朝イチはゲストドライバーによるデモ走行。今回はFD3Sを田嶋栄一選手、ランエボ8を青木孝行選手が担当。車両のチューニングは共に足回りと吸排気系に手を入れたブーストアップ仕様だ。ランサーは初めから全開。それに対し、FDを駆る田嶋選手はこのコースを走るのが初めて。コースインしてから徐々にペースを上げての走行。短い時間にどこまでコースを攻略できるのか!? 興味深く見守っていたが、たった15分間の走行でランエボもセブンもあっさり48秒台をマーク。「細かいコーナーが多く4駆のクルマはアンダーステアが出やすい。注意点として4コーナーはコース幅自体が狭く、縁石が1車身分くらいあるので、ココの使い方がタイムに大きく影響する。また6,7コーナーの縁石は車種によっては横転しかねないぐらい高い。使い方によっては足周りを折ったり、フレームに大きな衝撃を伝えてしまったりという事もあるので注意が必要。また1コーナーは急なのでブレーキポイントが難しい」とのことだった。

ブリーフィングでは「いくらディレッツァZ1が熱に強いといっても、この季節は水温や油温も考えなければいいタイムは望めない。連続アタックをするのではなく、クーリンングラップを挟んだメリハリのあるアタックをすべき」とゲストドライバーよりアドバイスがあり、気温も高いだけにクルマのみならずドライバーの体調管理もポイントになりそうだ。


■練習走行
そして、練習走行がスタート。今回は参加台数もさることながら、車種バリエーションの豊富さも興味深い。
Class1は定番のインテグラ、シビックに加えスターレット、ロードスター、MR-Sと駆動方式もバリエーションに富んでいて面白い。変わりどころでは茂原ツインの会員にもなっている下重選手が17インチ215のZ1を履いたホンダ Zターボ(4AT)で参加してくれた。また、今回は雑誌レブスピードから編集部の前田選手がマイチェンしたばかりのスイフトで参加。もちろんこの手のクルマでバリバリにチューニングされたインテグラやシビックと張り合うのは厳しいと思うが、順位に拘らなくても楽しめるのがディレッツァ チャレンジの良いところ。是非、気軽に参加してもらいたい。 タイムを見ると上位3台はDC2。この3台は4位以下を3秒近く引き離すほど別格的な存在。普段から茂原ツインを攻めているいわゆる「マイスター」だそうだ。48秒441でトップタイムとなったのが、前日の練習で足回りのアームを曲げてしまい徹夜で直してきたという岩田選手。それを佐藤選手、佐々木選手が追う。中間グループはロードスターで木村選手が53秒514。以下2秒以内に4台が連なる。

Class2は5台のS2000にNCロードスター、Z33、プレリュードそしてこのクラスでは珍しいスープラ。スープラと聞くとついターボモデルを思い浮かべるが、クラス2のスープラはNAエンジン搭載のSZ。そしてこちらも初登場となる高橋選手のフォード・フォーカス。去年までFDでサーキットを走っていたが、お子さんの成長とともに車を4ドアに乗り換えたが、今も趣味のサーキット走行を楽しんでいるというパパの鏡? 否、結局何に乗っていてもサーキットを走ってしまうダメなパパなのかもしれない(笑) タイムの方は今年の東日本大会で優勝した田村選手が「茂原ツインは初めてで縁石の使い方が分からない」といいながら49秒090のトップタイムをマーク! 2番手はS2000軍団に割って入ったスープラの三森選手。アミューズチューンの足回りを装着しパワー的なツラさをドラテクとともに見事カバー。トップから1秒差以内に5台が入る接戦でS2000、そしてロードスターが続く。

Class3はシルビア、FD、180SXという定番ターボFR車に加え、山崎選手がターボチューンのアルテッツァで参戦。2ドアスポーツカーを相手に4ドアで頑張ってほしい。結果はこのクラスでは強いFDを従えてS14シルビアの渡辺選手が48秒716でトップタイムをマーク。こちらも1秒以内に4台が絡む大接戦。タイムアタック終了まで勝負は見えない。

Class4はランエボ、インプレッサ、GT-Rの戦い。トップは48秒413で昨年のクラス2の覇者、中野選手が駆るランエボ9に同じくランエボ9を駆る荒木選手がコンマ3秒差で食らいつく。今回唯一のインプレッサを駆る長島選手は3番手。そして富士仕様でファイナルが3.5という最高速仕様のGT-Rながら宮木選手が4番手につける。ミニサーキットながらもフルチューンGT-Rの走りは圧巻だ。


■タイムアタック1回目
タイムアタックに際し、練習走行のタイムから上位グループ、下位グループに分けてコースイン。よりクリアラップがとりやすいよう大井競技委員長が配慮し、SuperGTでの練習走行の方法を取り入れた。路面温度、気温ともに徐々に上がってきたタイムアタック1本目、Class1、今がベストなコースコンディションなのか、半分以上の選手がタイムアップ。順位の入れ替えも殆どなくアタック一本目が終了、練習走行とトップ3は変わらない。

Class2は何と全員がタイムアップ!ロードスターの野上選手がコンマ2秒差でS2000可児選手を捕らえ順位を上げる、このままトップ集団に食い込めるか。その後、大きい順位変更のないままアタック終了かと思っていたが、その間際に時間ギリギリ、最後のアタックでS2000の田中選手が軽くジャンプするほど4コーナーを大胆に攻めてイッキにトップへと躍り出た!ここでチェッカーが振られる。しかしながらわずかコンマ3秒以内に4台がひしめいており、まだまだ順位の変動はありそうだ。

Class3、練習走行1番手の渡辺選手はなかなかタイムが伸びず、練習走行のタイムを上回ることができない。46番太田選手とのタイム差はコンマ6秒。そこから太田選手がだんだんとタイムを上げてゆき48秒805までタイムアップしトップに。秋本選手も48秒890までタイムを縮め2番手にジャンプアップ。稲垣選手は気温と路面温度の上昇に苦戦してか逆にタイムダウン。そしてトップ3がFD。その後をS14、180SXが追う形になった。

Class4は4コーナーを攻めすぎてヘアピンへアプローチできず、エスケープで止まってしまうマシンも出るほど、アタックラップでさらに熱い走りに。トップ4は全車タイムアップするもオーダーは変わらず1位中野選手、2位荒木選手、3位長島選手、4位宮木選手。


■タイムアタック2回目
Class1、トップの岩田選手は姿勢の乱れやすい4コーナーのS時からヘアピンの区間にて、ヘアピンのアプローチからクルマの向きを変えるところを非常にスムーズに決める。タイムアップにこそならなかったものの、予選、アタック1、アタック2をほぼ同タイムでまとめあげ、優勝を決めた。以下予選どおりのオーダーで2位に佐藤選手、3位に佐々木選手とDC2がトップ3に。

Class2は3番手につけていた豊田選手のS2000が4コーナーでスローダウン。ヘアピンのエスケープゾーンでマシンが停止してしまった。どうやらエンジンブロー。惜しくもこの時点でアタック終了となってしまった。他の選手もだんだんとエスカレートしてゆくがなかなかタイムが上がらない。そんな中、縁石を大胆に攻めてきた三森選手のスープラがトップ集団で雄一コンマ2秒のタイムアップでトップに躍り出て、そのまま優勝。クラウンよりもパワーが無いと言われるエンジンでS2000軍団を従えた優勝には多くの参加者がびっくりしていた。

Class3、このクラスはアタックマシンへのラインの譲りかたも非常に上手い。アタック1で3番手につけていた稲垣選手が残り10分、大どんでん返しで一挙にタイムをコンマ7秒もアップ!アタック1で4番手につける太田選手もアタックを続けるがなかなかアップしない。最終的に48秒702までタイムアップするも稲垣選手には僅かに届かず2位。稲垣選手が合計タイムでも優勝を決めた。

Class4、アタック1で2位の荒木選手がアタックを続けるがタイムは伸びない。そこへインプレッサの長島選手がコンマ2秒縮め2位に食い込んだ。トップは変わらず安定した走りの中野選手でそのまま優勝。昨年に引き続き決勝大会へ進出を決めた。


■総 括
茂原マイスター達の熱い走りに感動しつつも、参加者や見学者から「茂原ツインサーキットではこういったタイヤメーカーによる大きいイベントは初めて。非常に楽しみにして来ました」とかイベント終了後も「今回は参加できませんでしたがとても楽しかったので次回は参加します」という嬉しい声を聞きスタッフ達も俄然、運営に力が入った様子。これからもっともっと楽しんでもらえるイベントになるよう進化するディレッツツァテャレンジに目が離せない!

同乗走行券を獲得したラッキーな参加者。プロのスムーズなドライビングにビックリ!

今回のデモカーはパンスピードのFD3Sが登場

変わった車種も大募集!ゲストドライバーに自分の車の限界を引き出してもらうのも為になる

大迫力!600psのGT-R。参加車両のチューニング度もさまざま

タイムアップのポイントやコース上での注意点を楽しく解説

タイムアタック以上の盛り上がり!?ディレチャレ名物「じゃんけん大会」

ドライビングのポイント、速いクルマとは?といった話題を中心にゲストドライバーのプライベートまで話に華が咲いたお昼のトークショー。午前中の走行を見た上で、さらにタイムアップする為に注意すべきところなどを3人がアドバイス

練習やチューニングの成果を最も喜べる場所!?表彰台の気持ちよさを味わおう。トロフィーもオシャレ
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